Yahoo!ショッピングのデメリット
前回のレポートではYahoo!ショッピングに出店するメリットを
詳しく説明しました、
当然デメリットもあります。
いい所があれば悪い所がある・・・
当たり前ですね。
メリットとデメリットを理解したうえでご自身が出店するか決める。
そのための助けになればと思います。
Contents
1、 出店するデメリット
まずはメリットの簡単なおさらいです。
前回のレポートでも報告しましたが、
一番のメリットは費用が圧倒的に安いという点です。
システム上かかる費用が安ければ、
利益を最大限獲得することができますよね。
さて、ここからが本題です。デメリットを説明します。
●決済手数料が割高。
Yahoo!ショッピングには2種類の出店方法があると
前回のレポートで説明しましたが、決済方法にも差があります。
特に支払いが多いのはクレジットカード払いですので、
こちらの手数料を特に重要視する必要があります。
以下が手数料の内訳です。
クレジットカードは決済金額の
3.24%の手数料を取られるとなっています。
●楽天やAmazonと比較すると市場の規模が小さめ
●出店の無料化がされ、質の低いストアが乱立している
●ストア乱立で価格競争が激しくなるかも
●競争相手が増えると商品が埋もれる可能性がある
このようにデメリットだけを
ピックアップして並べると
出店しようか迷ってしまいますよね。
しかし・・・
前回のレポートで報告したメリットと合わせて
考えてほしいデメリットが多くあります。
まずは決済手数料。これは利益に直結するため
よく知っていてほしい項目です。
Yahoo!ショッピングは、他のECサイトと比較すると
出店にかかる手数料や月額でかかる費用が
圧倒的に安い!!
決済手数料はやや割高でも、
トータルで考えたら他のECサイトと比較して
粗利は多くなりやすいのが特徴です。
その他のデメリットの項目もよく見ると、
他のECサイトでも同様のことが言えることばかり!!
つまり、出店するだけでは売れないのです。
出店が無料のため、質の悪い商品ページが多いのが特徴です。
つまり、他の競合が現れても、
商品ページをきれいに作り込んでいれば
必然的に選ばれるストアになりやすいと言えます。
デメリットを説明していたはずが、
全体でみるとメリットに転じることができる項目がほとんどなんです!!!
2、 出店、顧客側のメリット・デメリット
◆出店側のメリット
一番は安価で出店できることです。
費用が掛からなければ純利益は当然増えますよね。
HTMLなどのテクニカルな知識がなくても
、用意されているパーツを組み合わせることで
比較的簡単にきれいなサイトが作れます。
ヤフーは独自の検索エンジンがあるので
出店さえできれば、Yahoo!ショッピング内で検索上位を狙えます。
またメルマガや販促メール、顧客管理や分析ツールなど
各種の連携サービスが使用できます。
◆出店側デメリット
毎月のコストを抑えられますが、売り上げが上がらなければメリットを生かしきれない。
これはどのECサイトでも同じことが言えますが・・
詳しい知識がなくてもパーツの組み合わせてショップが完成するため、
ひな型が決まってしまいます。
つまり・・・
他のショップとの差別化が難しいのが難点です。
楽天やAmazonなど他の有名サイトと比較すると
集客力がまだ弱いかと思われるためお客様の数が少ない
という点が気になるとことです。
◆顧客側のメリット
それはずばり!!!
Tポイントシステムです。
純粋な価格では最安を狙うのが難しいYahoo!ですが、
ポイントシステムと組み合わせると
最安値を狙うことが十分できます。
また特定の条件でポイント10倍など高還元を狙えるため、
キャンペーン時の購買意欲は非常に高くなります。
◆顧客側のデメリット
お客様が少なく、出店もまだまだ多くないということです。
他のECサイトと比較すると少し寂しい印象を受けます。
しかし、他のサイトで売り切れでも、
お客様が少ないYahoo!ショッピングには在庫があるという可能性もあり
デメリットというばかりではないのも現実です。
買う側は狙った商品が手に入ればいいわけですから、
盛り上がりはさほど気にならないかもですね。
3、 Yahoo!ショッピング無料化の結果
Yahoo!ショッピングは以前は手数料無料ではありませんでした。
しかし出店数を増やすことが目的で
手数料無料という他のサイトでは決して真似できないことを
実行したわけです。
その結果・・・
出店は激増し、商品数もうなぎ登り。集客効果は格段に向上したと言えます。
他の出店有料サイトでは売り上げが月額費に届かず撤退したサイトが
続々と参入してきました。
つまり本来は
売れないショップが参入してきているのが現状です。
そういったショップはPRオプションをつける余力もないため、
検索上位に食い込めないことがほとんど。
つまり
これから出店する際には検索上位を狙えるよう
PRオプションなどYahoo!の連携支援を有効活用することで
他のショップと差別化を図り、商品の露出を増やしていくことができるのです。
どこに出店しても、ただ出店しただけでは決して売れません。
しかし、少しの工夫や努力ができるのであれば、
周囲のレベルがまだまだ低いYahoo!ショッピングは
絶好の出店場所と言えるかもしれません。
この記事をSNSでシェア